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新宿から駆けつけた友人と、関内駅の改札で待ち合わせ。
この友人とは、2004年の日本シリーズ第7戦を観戦したが、
その時は、西武ライオンズに負けてしまい、
相手チームの胴上げを見た仲だ。
彼はこの日からちょうど29年前の、1982年10月18日に、
同じ横浜スタジアムで優勝決定戦を見ているのだ。
その試合は私が唯一見ていない、ドラゴンズの胴上げ試合でもある。
さて、久しぶりのプロ野球観戦、
SS席6500円という一番いい席だったので、
ネット裏のどれだけいい席かと思ったら、
ほとんど3塁ベースの位置で、おまけにかなり上の方。
後で座席表を見てみたが、3500円の席とそれほど離れていなかった。
この座席割りはちょっとおかしいかも。
まあ、これで胴上げが見られれば安いものだが。
試合は3回までは両チームともノーヒットの投手戦の様相を見せていたが、
4回の裏に、先発のネルソン投手が集中打を浴び3失点。
今年のドラゴンズ打線を考えたら、
3点差をひっくり返すのはかなり厳しいかと思った6回の表、
復帰後、頼れる四番のブランコ選手が、
もうこれ以上はないという、同点ホームランを右中間スタンドギリギリに放ってくれた。

ブランコ選手の同点ホームラン
そして試合はドラゴンズのセットアッパーで、
今シーズンは最後まで投げることもある浅尾投手と、
ベイスターズのストッパー、山口投手の息詰まる投げ合いに。

浅尾投手が登板!
今年の特別ルール、
”試合開始から3時間半を過ぎたら次のイニングには入らない”
により、最終回となる10回、
ドラゴンズはブランコ選手の前にランナーを出し、
一打勝ち越しのチャンスを作るも、惜しくも凡退で勝ちは無くなった。
引き分けでも優勝なので、10回の裏を抑えれば優勝決定。
マウンドには、ストッパーの岩瀬投手ではなく、浅尾投手が続投。
先頭バッターを四球で出し、
スコアリングポジションにランナーを送られるとイヤだなと思ったら、
何と次の打者も、その次の打者もバント失敗。
そこには、絶妙な浅尾投手のフィールディングも光ったのだが。
まあ、横浜らしい攻撃と言えばそうなのだが。
そしてツーアウト1塁、バッターはベイスターズの次世代の四番打者、
長打力がある筒香選手。
一打サヨナラのピンチ。
左バッターということで、岩瀬投手の登板があるかと思ったら、
浅尾投手続投。
日本シリーズで、ノーヒットノーランの可能性があった山井投手を代えて、
岩瀬投手を登板させた有名なエピソードがあるが、
ここでも、優勝に大きく貢献した浅尾投手に花を持たせる、
落合監督の粋な計らいなのだろうか。
結局、筒香選手はハーフスイングで空振りの三振。
(筒香選手はこの日5三振のプロ野球タイ記録)
それはドラゴンズファンがいつも夢に見ていた、連覇、V2の瞬間だった。

優勝決定の瞬間

抱き合う浅尾投手と谷繁捕手 そして駆け寄る選手達
そして、いよいよ今年で勇退が決まった落合監督の胴上げ。
中々ベンチから出てこなかったが、ゆっくりマウンド方向へ歩み寄り、
6回、横浜の空に舞った。

これでドラゴンズの胴上げ試合の観戦は、
1974年の中日球場、
1988年のナゴヤ球場、
1999年の神宮球場、
2004年のナゴヤドーム、
2006年の東京ドーム、
そして今年の横浜スタジアムと6回見ることが出来た。
(さらに、2007年の日本一の胴上げも見ている)
試合後は、落合監督のインタビューと、
選手がレフトスタンドまで行って挨拶をすることはあったが、
ビジターということもあり、場内一周とかはやらなかった。
まあ、29年前の胴上げの時は、多数のファンが乱入して、
近藤監督の帽子が奪い取られたりして大混乱になったことを思えば、
静かな試合後であった。

レフトスタンド~3塁側のファンに挨拶

優勝監督インタビューを受ける落合監督

ほとんど笑うことも、泣くこともなく淡々とインタビューに答える落合監督
驚いたのは、この日が横浜ベイスターズの最終戦なのに、
セレモニーが全く無かったこと。
ましてや、身売りの話も出ているので、
今の横浜ベイスターズとしての最後の姿になるかもしれないのに。
もう、親会社が見捨てたとしか思えない寂しいものだった。

今では当たり前になった、ビジターでのドアラ チアドラも帯同

この日のドアラのバク転は、見事成功しました
監督インタビューが終わっても、10時前だったので、
10時半頃に関内駅で乗車すれば、自宅近くの駅までの東海道線に乗車出来たので、
日帰りで横浜スタジアムで観戦することが出来た。
”試合開始から3時間半を過ぎたら次のイニングには入らない”
これも特別ルールのおかげだ。
この後、CSと日本シリーズ第3~5戦はナゴヤドームになるので、
ちょっと遠くて静岡東部からは行きづらいが、
対戦相手が、西武ライオンズになったのなら、
6戦~7戦で落合監督の胴上げが見られたらと考えている。
まずはCSに勝たなきゃいけないが。
今まで何回も一緒に観戦して、
何回もサヨナラゲームを一緒に見てきた、
友人のI君、やっと初めて胴上げを一緒に見ることが出来たな。
今回も本当にありがとう。
これからも、一緒に応援していこうな。
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